自転車のタイヤ選び
こんにちは!
今回は自分が乗っているKHS F20 -Rのカスタム(タイヤ交換です)
せっかくなので、実験的に推奨値より細いタイヤに変更してみます。
参考にしてみてください。
●そもそも自転車のタイヤの交換時期ってどれくらい?
耐久値として知られているのは、「3,000km程度」「2~3年」でしょうか?
ただ、やはり保管環境によっても違いますし、使用しなくてもゴムは劣化してしまうので、なるべく使ってあげた方が良いです。
輪ゴムとかも気づいたら、伸縮性がなくなり固くなってしまうことがありますよね?
あれと同じようなことが、タイヤにも起きます。
そうするとひび割れてしまったりするわけです。
タイヤをしばらく変えていないという人は一度タイヤの状態をチェックしてみてください。
●タイヤとチューブが合わないとどうなる?
タイヤにサイズがあるように、チューブにもサイズがあります。
当たり前ですよね(笑)
では、タイヤとチューブ、それぞれ違うサイズを組み合わせるとどうなるのか!!
こうなります!
やっちまいました(笑)
タイヤサイズ 20 × 1.25 (406)
チューブサイズ 20 × 1.35 ~ 1.50 (406)
タイヤに対して、大きいチューブを履かせていた結果、タイヤ歪んでる!
タイヤが新しいうちはそんなに違和感がなかったので、ヘタってきて、無理がかかっていた部分が顕在化してしまった、というところでしょうか。
タイヤにコブができてるので、走ってるとゴツゴツ不快な突き上げがあります(笑)
タイヤを変える時にサイズを変更したのですが、その時、チューブサイズを確認するのを忘れて流用したら、コレですわ (笑)
タイヤ交換でサイズを変える人は気を付けてください!
結果的にタイヤの寿命が短くなってしまいます!
●「細いタイヤはパンクしやすいの?」
よく「細いタイヤはパンクする」なんて言われています。
でも、10年間乗っている個人的な感想ですが「細いタイヤの方がパンク頻度は低い」と思ってます。
確率的な考えですが、タイヤが細い方が異物を踏む確率が低いですよね?
実際、パンク修理頻度はタイヤの細いクロスバイクより、タイヤの太い現在の小径車の方が多いです。
細いタイヤの主なパンクは「タイヤの空気圧が低くなったことによる、リム打ちパンク」です。これは単純に「細いタイヤは入る空気の絶対量が少ない」からだと思います。
タイヤの空気を定期的に入れてあげるだけでも、パンク頻度は結構抑えられます。
あとはチューブとホイールの間のリムテープを変えてみましょう。
自分が乗っていた7万円台のクロスバイクは初期装備のリムテープが軟弱でした。
自転車屋さんのアドバイスに従い、変えたところ、劇的にパンクの回数も減りました!
「パンクの回数が多いなぁ」と悩んでいる人はチェックしてみてください。
簡単にずれてしまうようなら、要交換です。
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●タイヤの推奨サイズ
ホイールに対するタイヤの推奨サイズは、ホイールに表記されていることが多いです。
僕の乗っているKHSの場合、
メーカー推奨サイズ →20 ×1.35~1.75
(※20インチサイズはETRTO「406」と「451」の2サイズありますので、小径車の人は注意しましょう。このホイールの場合は「406」です)
個人的には細いタイヤの方が軽く漕げるので好きです。信号待ちとか多い街中は、細目のタイヤの方が良いかな?
一般的には下記のように言われています。
タイヤ細い
メリット→漕ぎ出しが軽い、スイスイ漕げる感じ
デメリット→クッション性が悪く、長距離走るには不向き。タイヤ径が小さくなるので巡航性が低くなる。(速度維持がしづらい)
街中しか乗らないゆるゆる近距離ライダーにはメリットしか無いので、タイヤは細目の一択です。
クッション性を気にするなら、サス付のクロスバイクの方が良いし、ぶっちゃけにわかライダーには微振動なんて細かいニュアンスはわかりません(笑)
●結局どんなタイヤが良いの?
まずは自分がどんな乗り心地が良いか、を考えてみましょう。
細目のタイヤ
街中サイクリングや短距離通勤利用。
濃き出しが軽く、軽い乗り心地が好み。
歩道よりも車道を走る方が好きな人。
週一のメンテナンスが苦じゃない人。
太めのタイヤ
中長距離を乗る人
車道より歩道を走ることが多い人
週一のメンテナンスが億劫な人
タイヤの性能については、その他コンパウンドや耐パンク性、重量などによっても左右されますが、それはまた後日…。
●実際どこまで細いタイヤが履けるの?
心配な人はホイールに書かれている推奨値ないでサイズ変更しましょう。
冒頭にもありましたが、今回は敢えて逸脱してみました(笑)
リム幅2.05mmに対し、1.10ich=約2.794mmのタイヤを装着します。
今回はチューブも忘れずに交換(笑)
小径車のタイヤとしてはパナレーサーの『ミニッツライト』が安価で人気ですが、シュワルベの『デュラノ』の方が長持ちするとネット評判は良いです。
デュラノもスタンダードなワイヤービードのタイプと、コンパクトに畳めるのに強固な、「フォールディング」タイプの2種類ありますが、今回は「フォールディング」タイプになります。
だってワイヤービード、固すぎてパンク修理するとき一苦労なんだもん(笑)
女性の方や初心者の方はフォールディングが良いと思います。値段高いけど、パンク修理も自分で考えているなら、利便性を踏まえてお金を出す価値はあります。
Before
After
見た目の違いは無いですね(笑)
リムに対してタイヤがギリギリな感じがしますが、見たところ許容範囲かなと。
空気圧には注意した方が良さそうな感じ。
で、肝心の乗り心地ですが、、、。
スッゴく良い(*´ω`*)
足回りが大分軽くなり、ペダルも回しやすくなりました!
坂道も軽快です!
街中ならこの装備が良さそうです。
ちなみにこの後、20km程走りましたが、全く問題ありませんでした。
●最後に
我が家に眠っていた、ダホンもデュラノに履き替えました。
こちらも問題なく走ってます。
ダホンに関しては、元々英式バルブだったので、米式バルブへと変更。
また、あくまで、今回のような改造を検討中の人は自己責任でお願いします。
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